水着NG? ハワイのレストランのマナー
国によって文化やマナーは異なります。日本人観光客に人気の「ハワイ」でも、最低限守るべきポイントがある亊を忘れてはいけません。こちらでは、ハワイのレストランでのマナーにフォーカスを当ててご紹介します。
チップの金額は? 渡すタイミングはいつ?
ハワイのレストランでは、スタッフにチップを渡す習慣があります。いくら渡せば良いのかはっきり決まっているわけではありませんが、食事代であれば、お会計の15%~20%程度が相場とされています。高級レストランなどの場合は、20~25%ほどとも言われます。ただし、伝票にチップ込み料金との記載があれば、別途で支払う必要はありません。
水着のみでの入店はマナー違反
ハワイがいくら南国とは言え、水着のまま入店するのはマナー違反です。ビーチサイドのお店でも、上着を着てから足を運びましょう。Tシャツを羽織る場合、下の水着が濡れていない事を確認します。ビーチの砂が付いている場合は、綺麗に払ってから入店しましょう。さらに、きちんとしたレストランなら、ビーチサンダルではなく靴に履き替えるのが適切です。ファーストフードやフードコート、カフェであれば、ビーチサンダルのまま入店しても構わないでしょう。
また、同じレストランでも昼と夜で雰囲気が異なり、夜になるとドレスコードが必要なケースも多いです。男性のドレスコードは襟付きのシャツ、女性ならラフ過ぎないワンピースが良いでしょう。ちなみにアロハシャツおよびムームーは正装ですので、これらを着ても問題ありません。
21歳未満はお酒を買ったり飲んだりできない
ハワイにおいてアルコールを買ったり飲んだりできるのは、21歳以上です。日本国内より規制が厳しく、26歳以下だと写真付き身分証明書を求められます。ナイトバーやクラブには、年齢が確認できなければ入店する事すらできません。
また、年齢に関わらず、公共の場所での飲酒は違法です。ビーチや公園でお酒を飲むと、かなり厳しい注意を受けます。スーパーやコンビニで購入したアルコールは、ホテルに戻って飲むようにしましょう。
気を付けたいテーブルマナーとお会計ルール
ハワイでは食器は持たず、テーブルの上に置いたままいただくのがマナーです。片手でフォークやスプーンを持ち、使わない手は膝の上に置いておきましょう。また、テーブルの調味料を取る時は、近くの人に声をかけてください。手を伸ばして他の人を遮って取るのは、配慮が足りないとされています。ビュッフェなら、食べきれる分だけを取りに行きます。欲張って多めにとって残してしまうのは、お店の方に失礼となるので気を付けましょう。
注文の際には、静かに手をあげて店員を呼びます。大声で声をかけると、他のお客様の迷惑になるので控えましょう。お会計の時は、1人がまとめて支払います。個別に支払いをお願いするのは避けてください。支払ってくれた人にお金を返すのは、お店の外に出てからです。後からお金のやりとりをするのに抵抗があるようなら、前もって共有のお財布を作っておくと便利でしょう。
日本人観光客が多いハワイと言えども、国内と異なるルールはたくさんあります。現地のマナーを守って、お互いに気持ちの良いやりとりをしましょう。
作成日:2016/02/16