ハワイ旅行を元気いっぱい楽しむためにも、機内では快適に過ごしたいところです。そのためのヒントと便利グッズをご紹介します。

機内でしっかり睡眠をとるための方法

たとえ短時間でも質の良い睡眠がとれれば、頭も体もスッキリ。しかし、限られたスペースのシートで眠るのは簡単なことではありません。そのためには、まず体をしめつけないゆったりしたデザインの服を着ることです。また、機内は冷房が効いているので、体温調整ができるよう、はおりものを持参することをおすすめします。

また、安眠グッズも利用しましょう。機内で効果のある安眠グッズは、耳栓またはノイズキャンセリング・ヘッドホン（イヤホン）、アイマスク、ネックピローなどです。

耳栓やノイズキャンセリング・ヘッドホンは、耳に入ってくるジェット音や話し声のボリュームを抑え、静かな環境を作り出すのに役立ちます。耳栓は素材や大きさを確認し、耳が痛くならないものを選ぶようにしましょう。

アイマスクは光をシャットアウトして、眠りを誘う効果があります。また、アイマスクをしていれば、眠っていることが一目でわかるため、余計な声をかけられないですみます。アイマスクは、隙間から光が入り込まない、立体構造のもので、目を圧迫しないものがおすすめです。

ネックピローは、首まわりを固定して、頭がガクッと下がったり、首に痛みを感じたりして目を覚ますことを防いでくれます。ネックピローには、空気を入れて膨らませるタイプ、ビーズの入ったタイプ、そのほか低反発素材のものがあり、その形や素材もさまざまです。ビニール臭があったり、ベタベタした肌触りだったりすると、気になってかえって安眠の妨げになる場合もあるので注意が必要です。

腰や足の痛みを予防するための便利グッズ

機内では、足のむくみ対策も欠かせません。むくみの原因は気圧の変化や、長時間座り続けることで血流が悪くなることです。ここでは血流が悪くなることを防ぐグッズをご案内します。

ひとつ目はスリッパです。スリッパに履き替えれば、足は締め付けられず、血行がよくなります。また、着圧タイツやフライト用ソックスを履けば、むくみを予防することもできます。

足の位置を高くして血行を良くするのも効果的。大きめのバッグを足元に置いて、そのバッグの上に足をのせる。あるいは、市販の機内用フットレストを置いて、足をのせるのが良いでしょう。腰やお尻の痛みは、クッション性のあるフライトシートを座席に敷くことで改善することができます。

同じ姿勢で座り続けていると、エコノミー症候群になり、呼吸困難や胸の痛みを引き起こす危険性もあります。化粧室に立ったり、足の運動をしたりして、こまめに足を動かすことが大切です。

機内が退屈なときのすごし方

日本〜ハワイ間のフライトは、機内食を楽しんだり、ガイドブックで滞在先の情報をチェックしたり、液晶モニターを利用した機内のエンターテイメントプログラムを楽しんでいると、あっという間に終わってしまいます。

機内のエンターテイメントプログラムは、映画や音楽関連の映像、ゲームなど充実しています。映画は、日本ではまだ封切りされていない新作が観られる場合もあります。機内誌にプログラムが掲載されているので、ぜひチェックしてみましょう。

また、行きの便では、入国に必要な書類が機内で配られるので、それを記入しておくのも忘れずに。入国手続きがスムーズになります。

飛行機に乗っている時間は、どうしても行動が制限されてしまいますが、便利グッズや機内サービスを上手に利用して、快適で有意義に過ごしたいものです。

作成日：2015/06/30