旅行中いくら開放的な気分で過ごしていても、現地のルールはしっかりと守らなければなりません。特にハワイには、飲酒や喫煙についての厳しい法律があります。

きちんと認識して、ルールを守りましょう！

●ハワイでは20歳でも飲酒NG！

日本では20歳になれば飲酒できますが、ハワイの法律では飲酒は21歳からと定められています。スーパーマーケットやコンビニでお酒を買うとき、またレストランやバーなどでアルコール類を注文したときは、顔写真と生年月日が記載されたIDの提示を求められることがあります。

クラブでは必ずといっていいほどIDチェックがあります。旅行者の場合はパスポートを提示しますが、お店によってはコピーではなく原本が必要なことも多いので注意しましょう。

また、ハワイに限らず、日本人は海外に行くと若く見られる傾向にあります。お酒を飲みたい場合は、必ずパスポートを携帯しましょう。また、その際は紛失に充分注意して下さい。

●屋外では飲酒禁止！持ち歩きもダメ!!

お酒に関して日本と大きく違うところは、「屋外での飲酒が禁止」されているということです。路上はもちろん、公園やビーチなどの公共スペースで飲酒することは法律違反になってしまいます。

日本ではお花見やバーベキューなど外で飲酒する機会が多くありますが、ハワイでは絶対にNGです。浜辺で星を見ながらビールでもなんてことは絶対やめましょう。
また、お酒の瓶や缶を屋外で持ち歩くことも禁じられているので、バックや袋などに入れて持ち歩くよう気を付けましょう。

泥酔状態で道を歩いているとポリスに連行されてしまうことがあるので、ハワイでは「酔い覚ましのお散歩」は厳禁です！飲みすぎたなと思ったら、タクシーでホテルに戻るようにしてください。

●ハワイの飲酒規制は年齢・場所だけじゃない！

ハワイのお酒に関する規制はこれだけではありません。1人が1度に複数の種類のお酒を頼んでテーブルに並べることは、ハワイの法律では禁止されています。基本的に1人が1度に注文できるお酒は1本（1杯）まで。2杯以上のお酒をテーブルに置くことだけでなく、持ち歩くことも禁じられています。

また、ハワイでレンタカーを利用する人も多いと思いますが、車の中に開栓済みのお酒を置いた状態で運転してはいけません。ドライブ中に同乗者が飲酒することも禁止されているので充分に注意して下さい。

●愛煙家にはちょっと厳しいハワイのタバコ事情

近年、日本でも禁煙・分煙化が進み愛煙家には厳しい世の中になってきました。しかし、これは世界共通です。ハワイも喫煙は様々な法律で制限されています。

まず、レストランやバー、ショッピングセンター、空港、ホテルのロビーや通路などの公共スペースでの喫煙は原則禁止です（喫煙スペースでは可能）。ホテルもほとんどが全館禁煙になっているので、タバコが吸いたい人はホテル選びの際に喫煙エリアがあるかどうかを確認してください。

また、2014年からは、オアフ島のバス停や公共の公園、ビーチでの喫煙は禁止になりました。愛煙家の方は喫煙エリアでルールを守って吸いましょう。

「郷に入れば郷に従え」の言葉通り、いくらハワイで開放的な気分になったからといって現地の法律に違反しないよう充分気を付けて、素敵なバカンスを過ごしてください。

作成日：2014/06/30