入国審査時に使える英会話
入国審査で何も聞かれずにスタンプを押してもらえることもありますが、英語で質問をされてタジタジになった経験をお持ちの方もいるかと思います。旅行前に、入国審査で使われる基本的な英会話のフレーズを覚えて、落ち着いて対応しましょう。
●入国審査の流れ
飛行機を降りて人の流れについて歩いていくと「Immigration Control」という案内板が見えます。それが出入国審査場を示す案内板ですので、表示に従い進みましょう。
入国審査場ではいくつかの列に分かれますが、「Non-Residents」という表示のある列に並びます。パスポート・出入国カード・税関申告書・帰りの航空券(eチケットの控え)を用意して待つとスムーズです。
自分の番が来たら審査官のブースに進みましょう。アメリカでは、同行者が家族なら一緒に審査を受けられますが、友達と一緒に進んでしまうと「戻れ」と注意を受けるので気を付けて下さい。
ブースでは指紋採取(左手人差し指)と顔写真の撮影が行われます。撮影しにくい場所に立っている場合は、位置の移動を指示されますが、たいてい指差しなどのジェスチャーで伝えてくれるので心配ありません。
何も質問されない場合はこれで終了です!パスポートにスタンプを押してもらい、バゲージクレーム(預けた荷物の受け取り)に進みましょう。
●定番の3つの質問
入国審査時によく聞かれる定番の質問と回答をご紹介します。
(1)どこに泊まるか
入国審査官「Where are you staying in Hawaii?」
(ウェアアーユーステイングィンハワイ・どこに宿泊する予定ですか?)
あなた「I am staying in the ●● Hotel.」
(アイアムステイングイン●●ホテル・●●ホテルに泊まります)
(2)滞在の目的は何か
入国審査官「What is the purpose of your visit?」
(ワットイズパーパスオブユアビズィット・滞在の目的は何ですか?)
あなた「Sightseeing.」
(サイトスィーイング・観光です)
(3)どのくらい滞在するか
審査官「How long are you going to stay?」
(ハウロングアーユーゴーイングステイ・どのくらいの期間滞在しますか?)
あなた「7 days.」
(セブンデイズ・7日間です)
5日間なら5days、6日間なら6daysと、自分の滞在日数を答えます。
●もし質問が聞き取れなかったら…
審査官が早口だったり、意味は同じでも違う聞き方をされると、何を質問されたかわからないこともあると思います。そんな時は、仮に聞き返したとしても理解できないことが多いものです。
こちらから、上に挙げた3つの回答例を全て伝えるのもひとつの手です。それでも何か聞かれるようなら「Japanese speaker, please. (ジャパニーズスピーカープリーズ)」と言って、日本語の話せるスタッフを呼んでもらうといいでしょう。
ハワイは日本人ツーリストが多いので、入国審査官も英会話が苦手な人がいることを理解してくれています。あまり心配し過ぎずに審査を受けましょう。
また、スタンプを押してもらう際にパスポートに挟まれるカードは、出国審査の際に必要なものなので、帰国時まで絶対に紛失しないように注意してください。
作成日:2014/06/13