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飛行機に乗り遅れそうなときの対処法

交通渋滞に巻き込まれたり、電車が遅延したり……。時間に余裕を持って空港へ出かけたつもりでも、飛行機に乗り遅れてしまう危険性はあります。では、乗り遅れそうになったら、いったいどうすれば良いのでしょう?

飛行機に乗り遅れそうになったとき、取るべき行動は?

国際線の搭乗手続きは、出発時刻の2時間前に出発カウンターでチェックインするのが基本。出発カウンターのチェックイン締め切り時刻は、航空会社によって異なりますが、国際線はだいたい出発予定時刻の40分前が一般的です。

ただ、夏休みやゴールデンウィークなど混みあっている時期は、チェックインカウンターや出国審査場が混み合うケースもあります。そういった事態に備え、余裕を持って出発時刻の2時間半〜3時間前には空港に到着しておきたいものです。

空港に到着する時刻が、チェックイン締め切り時刻ギリギリになりそうとわかったら、その時点で早めに航空会社の空港カウンター、または予約センターへ電話をかけます。その場合、携帯電話で電話をかけることになるので、あらかじめ利用する航空会社の電話番号を携帯電話の電話帳に登録したり、メモをしたりしておきましょう。受付番号が携帯電話ではつながらないフリーダイヤルの場合もあるので、携帯でつながる電話番号を確認しておくことが大切です。

電話では、搭乗者名のほか、空港への到着予定時刻などを伝えます。また、もう間に合わないとわかったら、飛行機の出発時刻をすぎる前に、予約の取り消しや変更の連絡を入れるのが鉄則です。

航空会社によっては、出発前でも予約の変更ができないチケットもあります。その場合は一旦、予約を取り消し、新たに航空券を購入するしかないでしょう。また、旅行会社でチケットを購入した場合は、原則としてその旅行会社を通してしか予約の取り消しはできません。

予約の変更や取り消しについて

予約の変更や取り消しは、手数料が発生することがあります。航空会社ごとに設定料金が違うので、確認しましょう。

また、運賃払い戻しの手続きは、原則的に購入した場所で行います。例えば、航空会社のカウンターで購入したものは航空会社のカウンターで、ウェブで購入したものはウェブ上で払い戻しの手続きを行います。

もちろん、旅行会社を通して航空券を購入した場合は、購入した旅行会社に払い戻し申請を行います。なお、いずれの場合も、会社ごとに払い戻し有効期間が設定されており、その期間を過ぎると払い戻しをしてもらえません。

格安航空券の場合は要注意

格安航空券の場合は、予約の変更はできず、予約を取り消しても払い戻しは一切なしというケースが多いです。払い戻しがあったとしても、高額な取り消し手数料が差し引かれての返金となるケースがほとんどでしょう。安いチケットにはそれなりの制約があるもの。くれぐれも遅れないようにしましょう。

旅の始めや締めくくりに、冷や汗をかいたり、ドキドキしたりではせっかくの楽しい旅が台無しです。余計なトラブルを回避するためにも、空港には時間に余裕をもって出かけるようにしましょう。

作成日:2015/06/30

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