ハワイの大きな魅力のひとつとなっているのが「パワースポット」。多くの伝説や言い伝えがあるハワイには、神聖なエネルギー（マナ）が宿っていると言われるパワースポットが各地にあるので、近くを通った際はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか？
今回は、ハワイに数多く存在するパワースポットの中から、特におすすめの6つのスポットを紹介します（2016年7月時点の情報です）。

ワイキキの魔法石

ワイキキビーチの入り口にある交番の隣には、「魔法石」と呼ばれるパワースポットがあります。そこには形の違った4つの岩があるのですが、なんでもそれらの岩には16世紀ごろに人々を病から救った、偉大な4人のカフナ（祈祷師）の霊力が込められているのだそうです。病気の治癒のほか、恋愛成就のご利益があると言われています。

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カヴェヘヴェヘ

カヴェヘヴェヘはハワイ語で「病気の除去」を意味する、ワイキキビーチにあるパワースポットです。なんでもかつては、病気は「過去に犯した罪が引き起こすもの」とハワイの人々の間で信じられていたそうで、病を治すために海藻で作った首飾りをかけて海へ入り、罪を懺悔していたそう。

カヴェヘヴェヘは海水と淡水が混ざっている地点であり、病気や痛みを癒す力があると今も現地の人々に信じられています。

ワイピオ渓谷

ハワイ島の北部にあるワイピオ渓谷は、王族ゆかりの地であることから昔から神聖な場所として扱われてきました。崖にある洞穴の中には、歴代の王族の遺体が埋葬されているそうです。
ワイピオとはハワイ語で「曲がった水」を意味していて、近くには大きな滝がいくつもあります。大自然に囲まれたワイピオ渓谷で、自然のパワーをチャージすることができるでしょう。

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サウスポイント

サウスポイントとは、名前の通りハワイ島の最南端に位置する岬のことで、別名「カ・ラエ岬」と言います。かつて、ポリネシア人が上陸したとされるこの岬には、ポリネシア人の文化が残されており、南端全てが米国国定歴史建造物に指定されている貴重な場所です。

なんでもここは海、空、大地、それぞれの神々が集う場所であり、「北の次元の扉」であるワイピオ渓谷に対して「南の次元の扉」があるとされています。実際にサウスポイントを訪れた人の中には、今まで抱えていた悩みの答えが見つかった人もいるとのことです。

イアオ渓谷

ハワイ州の州立公園であるイアオ渓谷は、1790年にカメハメハ大王とマウイ軍が戦った歴史的な場所でもあります。
昔からハワイでは「亡くなった人の骨にはマナが宿る」と信じられていて、王や酋長といった人のパワーが悪用されないように、またその魂が安らかに眠れるようにと、多くの人の遺骨をこの場所に隠していたそうです。

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ハウオラ・ストーン

かつてハワイ島の首都だった、ラハイナの岸壁から海を見下ろしたところに「ハウオラ・ストーン」という、干潮時にだけ見える椅子のような形をした岩があります。
ハウオラは「長寿」や「健康」を意味するハワイ語で、14～15世紀ごろには「アリイ」と呼ばれる貴族階級の人々がこの場所で出産を行っていたそうです。
カヴェヘヴェヘと同じく海水と淡水が混じり合っている地点であり、この場所に座り足を水に浸しながら祈りを唱えると、健康になれると信じられています。

今回紹介したもの以外にも、パワースポットとして有名な場所はハワイ諸島内にたくさんあります。私たち日本人がハワイに魅力を感じるのは、こういった日本にはないパワースポットに惹かれるものがあるからなのかもしれませんね。
ハワイを訪れた際は、ぜひこれらのパワースポットを訪れてみてはいかがでしょうか？

作成日：2016/08/10