ハワイアンジュエリーの由来

ハワイアンジュエリーは、ハワイの伝統的なジュエリーとして高い人気を誇っています。
ハワイの人々が古くから愛用するハワイアンジュエリーには、どんな想いや願いが込められているのでしょうか。今回はハワイアンジュエリーの由来について、ご紹介します。

●ハワイアンジュエリーの由来

ハワイアンジュエリーは、ハワイの人々にとって「先祖伝来のジュエリー」という位置づけです。親から子へ、代々受け継がれていくことを意味するとても大切なものなのです。

ハワイアンジュエリーの起源は古く、ハワイ王朝にあります。ハワイ王朝と親交の深かったイギリスのビクトリア女王は、夫を亡くした後、自分が死ぬまで喪服を着続けました。アクセサリーも黒いもの以外は身に付けないという徹底ぶりだったそうです。

ハワイのリウオカラニ女王（ハワイ王朝最後の君主）は、そんなビクトリア女王の気持ちに寄り添うために、ゴールドに黒の模様を入れたブレスレットをするようになったのです。これがハワイアンジュエリーの誕生秘話と言われています。

その後、女王は宮廷の仕事を手伝ってくれた女性たちに「アロハオエ」という刻印のある同様のブレスレットをプレゼントしました。それが話題を呼び、一般に広まったのだそうです。今ではロコの女性にとって、なくてはならない定番のジュエリーとなりました。

ハワイアンジュエリーのデザインにはたくさんの種類があります。その多くがハワイの自然をモチーフにしたもの。代表的なモチーフと、それに込められた願いをご紹介します。

プルメリアは、甘く上品な香りが特徴のハワイでよく見られる白い花です。ハワイでは「プルメリアには神が宿る」と言われ、神聖な存在とされています。「気品」「親愛」などの花言葉から、幸せを願うという意味が込められていて、ハワイアンジュエリーで最も人気の高いモチーフです。

波の寄せては返す様子が由来の「永遠に途切れることのない愛」を意味するモチーフ。海から幸せを運んでくるという意味も含んでおり、特にカップルに人気があります。

ハワイでは、ウミガメは海の守り神だと言われており、神聖な存在です。災いから身を守ってくれるお守りとしても、とても人気があります。

ハワイアンジュエリーのブレスレットやリングにはハワイ語のフレーズを刻印することができます。

welina（ウェリナ／愛を込めて）
no na kau akau（ノナカウアカウ／今も、これからも永遠に）

上記が代表的なフレーズになりますが、この他にも素敵なフレーズがたくさんありますので、ショップのスタッフに聞いてみるとよいでしょう。また、最初からフレーズが彫ってあるデザインも多数販売されています。

ハワイの人たちのように代々受け継げるよう、気に入るモチーフやメッセージを選んでくださいね。

作成日：2014/08/05

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