ハワイの通貨、両替、カード事情
「ハワイの紙幣やコインにはどんな種類があるの?」、「どんなところで両替すればいいの?」という疑問を解決する、ハワイの通貨や両替にまつわるあれこれをご紹介します。
●ハワイのお金の種類
ハワイで使用される通貨は、アメリカ本土と同じくアメリカドルです。硬貨は1セントから1ドルまでの6種類。中でも一番大きい25セント硬貨は「クォーター」とも呼ばれ、自動販売機やパーキング、コインランドリーなどで利用できるため重宝されてます。
紙幣は1ドルから100ドルまでの7種類が発行されており、昔は10,000ドルなどの超高額紙幣も発行されていましたが、使用頻度がす少ないため現在では発行されていません。
観光客がよく使用するのは1、5、10、20ドルといった少額の紙幣です。お店によっては100ドルなどの高額紙幣で買い物すると、「おつりがない」と断られることもあります。事前に両替し、少額の紙幣を多く持っておくとよいでしょう。
また、高額紙幣は偽札だと疑われ、真贋のチェックに時間がかかるケースもありますので、できれば使用しない方がよいでしょう。
●円から米ドルへの両替の方法
空港はもちろん、国内の大きな銀行や郵便局ならば、日本国内でも円からアメリカドルへの両替が可能です。到着後すぐ必要になることもあるので、国内で両替してから渡航することをおすすめします。
近隣に両替を扱う大きな銀行などがない場合は、インターネットで申し込める外貨の宅配サービスが便利です。銀行や大手の旅行代理店などがこのサービスを行っています。現地で両替をする場合は、空港、銀行、ホテル、街中の両替店(州政府公認)を利用します。
ただし、場所によって両替レートに大きな差がありますので注意が必要です。特に、空港やホテルでの両替はレートがよくありません。どうしても必要な場合は最低限の両替に留めることをおすすめします。
ワイキキならば、目抜き通りに何軒か両替店が並んでおり、比較的夜遅くまで営業しているので便利です。各店でレートが若干違いますので、ちゃんと比較してから選ぶようにしましょう。
また、大きなショッピングセンターには自動両替機が設置されているところもあります。24時間営業で手数料もかからず便利ですが、深夜などは周囲に注意して両替してください。
アメリカドルが余ったら、現地で円に両替をして帰ってくる人が多いようです。日本国内でも両替できるので空港でバタバタと焦る必要はありませんが、日本国内では硬貨の両替はできませんのでご注意を。
●その他の支払い方法
ホテルやレンタカー利用の際のデポジットとして、クレジットカードの提示を求められることがあります。「現金での支払いがメイン」という人でも、クレジットカードを1枚は持って行った方がよいでしょう。
保障のあるトラベラーズチェックも安心ですが、小さなショップなどでは使用できない場合があります。心配な人は現金、クレジットカード、トラベラーズチェックを組み合わせて持って行くことをおすすめします。
作成日:2014/08/05