距離が近いということもあり、日本人になじみのあるハワイ・オワフ島。せっかく時間とお金をかけて旅行をするからには、オアフ島の中でも特におすすめのスポットは、ぜひ観光したいですよね。

ここでは、オワフ島に行くからにはぜひ訪れていただきたい、おすすめスポット5選をご紹介したいと思います。

オアフ島のシンボル「ダイヤモンド・ヘッド」

ダイヤモンド・ヘッドとは、オワフ島の海岸沿いにある火山のことを指します。ハワイ自体、火山が爆発して海底から出現した島々であり、いくつもの火山があります。中でも、このダイヤモンド・ヘッドは約30万年前に噴火したきり、今はそのなりを潜める「死火山」となっているのです。

ダイヤモンド・ヘッドは、上空から見るとその見事な景観に、大自然の偉大さを感じさせます。実際に登ってみると急な階段が多く、登山者の中には手こずる人もいるようです。

最難関の場所では、76段と99段の階段が2つ待ち構えており、これを登りきると視界一面に青々とした海が広がる絶景を、目の当たりにすることができます。ただし、最近ではこの急な階段を迂回できるルートができたので、体力に自信がないという方はぜひ活用してみてください。

ハワイの大自然と心休まる景色を望むなら、この場所はハワイに旅行する際には欠かせないポイントです。さらに、近隣にはグルメスポットや多くの人が集まるマーケットが点在するため、登山家だけでなくグルメな方もよく足を運ぶスポットになっています。

ハワイで欠かせないビューポイント「タンタラスの丘」

ダイヤモンド・ヘッドより内陸にある小高い丘、タンタラスの丘。ホノルルの北にあるコオラウ山脈の山裾にあるこの丘は、高層ビルのネオンやダイヤモンド・ヘッドだけでなく、さらにその奥の空や海までもが一望できる、ハワイの絶景スポットなのです。この絶景を一目見るべく、多くの人々がこの地に足を運ぶため、たくさんのカップルや親子連れでにぎわっています。

また、ピクニックにも最適な傾斜のため、絶景を見るだけでなくハイキングも楽しむことができるでしょう。最近ではツアーも数多く組まれているので、初めて行く方でも安心して足を運ぶことができる場所です。

天国の海「サンド・バー」

サンド・バーは、カネオヘ湾に浮かぶ白い砂浜。一面に真っ白な砂浜が広がったこの景色は、まさに南国の楽園と言える景色です。真っ白な砂とやや青く透き通った海は、たくさんの人々を虜にしています。もちろん海水浴も良いですが、カヤックで透き通った海を渡るのも非常に心地良いため、ぜひトライしてみてください。

しかし、この場所には引き潮の時だけしか行くことができないため、「幻のビーチ」と言われています。ツアーや現地ガイドを利用し、タイミングを見計らっていくことが重要です。幻の海に出逢えたら、きっとハワイの貴重な思い出になることでしょう。

人が守る神秘の海「ハナウマ湾」

ハナウマ湾とは、オアフ島南東部にある火山からできた湾です。大自然が織りなす美しいビーチは、ハワイに住む人々が厳しい規則を作ったことで、その美しさは守られています。

主なルールとして、ビーチ内での飲酒の禁止、駐車場やピクニックエリア以外での喫煙の禁止、ボート使用の禁止、釣りの禁止、魚といった動植物にエサをあげることの禁止などがあり、こういったさまざまなルールのもとで利用できるビーチなのです。

しっかりと保護されているだけあって、このビーチはとても美しい状態で保たれています。ハワイの青々とした幻想的なビーチを、ぜひ楽しんでみてください。

歴史を語る場所「アリゾナ記念館」

オアフ島にある慰霊施設、アリゾナ記念館。海に浮かぶこの施設は、かの有名な真珠湾における戦場となった場所です。付近に行くと巨大な戦艦が沈んでいるのが分かり、当時の戦争の激しさを物語っています。心が痛むような記憶もこの場所にありますが、過去に残していかなければならない、ハワイの歴史を目の当たりにすることができるのです。

以上、オワフ島のおすすめスポットをご紹介しました。純水に自然の美しさを楽しめるものから、深く考えさせられるような偉大な歴史の遺産まで、さまざまなスポットがあるオワフ島。ぜひ一度赴いてみてはいかがでしょうか。

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作成日：2015/04/02