ハワイの植物
自然豊かなハワイには特徴的な植物が多く、その愛らしい姿で旅行者の心を癒してくれます。ハワイアンジュエリーのモチーフにもなるなど、ハワイの人々と植物は密接な関係にあると言えます。今回は、ハワイの代表的な6つの植物をご紹介します。
ハワイと言えばこの2つの花!
ハワイらしさを感じさせる存在感抜群の「プルメリア」と「ハイビスカス」。ハワイを訪れたら、この2つの花を必ず目にすることでしょう。
5枚の花びらが特徴的な「プルメリア」は、ショッピングセンターやホテルの植え込み、メインストリートの街路樹、公園などに多く植えられています。また、フラダンサーのレイにも使用されています。
白の花びらの中央がほんのり黄色に染まっている姿は何とも愛らしく、ほどよく漂う甘い香りに癒されます。
ハワイの州花でもある「ハイビスカス」は、日本でもすっかりお馴染みの花ですよね。ハイビスカスと言えば、赤い花をイメージする人が多いかと思いますが、ハワイ原生種は黄色い花なんだそうです。
プルメリアやハイビスカスは、ハワイアンジュエリーの代表的なモチーフになっており、古くからハワイの人々に愛されてきた花だと言えます。
緑が鮮やかに映える植物
「アンスリウム」と「モンステラ」は、ハワイの日差しに映える緑色が美しい植物です。名前は聞いたことがなくても、一度は目にしたことがあるかと思います。
「アンスリウム」は、赤や白のハート型の花(仏炎苞)にニョキッと尖った花序が特徴的な、とてもユニークな形をしています。
原産国は南米ですが、ハワイの温暖な気候がアンスリウムの栽培に適しており、盛んに栽培されています。中でもハワイ州の「沿岸都市 ヒロ」は、世界でも有数の産地として知られています。
一方「モンステラ」は、ハワイの街中によく植えられているサトイモ科の植物です。たくさんの穴が開いた特徴的な大きな葉はインパクト抜群。ハワイアンキルトのモチーフとしてもよく使われる、ハワイの代表的な植物です。
香りを楽しみたい2つの花
ハワイ語でクジャクの意味を持つ「ピカケ」と、小さく清楚に咲く「ティアレ」は、豊かな香りを楽しみたい花です。
「ピカケ」はジャスミンの一種で、香水やアロマオイルなどの原料としても使用されています。
一方、タヒチの国花として知られる「ティアレ」は、ハワイの人々にとっても欠かせない花で、ハワイアンソングの歌詞にも度々登場しています。クチナシ科の花で、見た目はプルメリアにもよく似ています。
ハワイの代表的な植物をご紹介しました。ハワイを訪れた際は、ぜひ目と鼻で植物を楽しんでくださいね。
作成日:2014/10/03