ハワイは、毎年数多くの日本人が訪れる人気のリゾート地です。滞在する日本人が多いため気が緩みがちですが、ハワイも異国の地であることに変わりはありません。トラブルに巻き込まれないように、さまざまな点で気をつける必要があります。

まずはしっかりとハワイの治安について理解を深め、楽しく安全な旅行にするように心掛けましょう。ここでは、ハワイにおける治安や、万が一トラブルに巻き込まれたときの対処法についてご説明します。

知ってる？ 海外旅行で治安の悪い場所を把握しておくべき理由

海外では、日本とは違ったさまざまな危険が待ち構えています。ただでさえ言葉も文化も違う外国に足を運ぶわけですから、危険が全くないというわけにはいきません。

また、治安の悪い場所では、強盗や詐欺などが蔓延している場合も。そういった場所に近づいてしまうと、何も知らない観光客だと思われ、犯罪者から狙われてしまったり危険な目に合う可能性が出てきてしまいます。

事前に治安の悪い場所を把握しておけば、知らずに危険な場所に行ってしまう可能性が減り、安全な海外生活を送ることができますね。旅行先の治安の悪い場所は必ず把握し、できるだけ近づかないように心がけましょう。

ハワイで治安が悪いとされる場所や時間帯

それでは、ハワイではどういった場所の治安が悪いのでしょうか。

犯罪被害が発生している地域は複数ありますが、まず挙げられるのがワイキキを中心としたホノルル市内です。ワイキキのホテルに宿泊する方もいると思いますが、特にホテル街は旅行客がたくさんいる、犯罪者にとっては恰好のターゲットとなる地域なのです。

ホテルの周辺やビーチの周辺では、十分に気を付けてください。とはいえ、24時間常に危険というわけではなく、注意しなければならないのは夜。ホテルに近いから、まだ遅くはないからと言って、人気のない夜道を一人で歩くようなことはないように注意してください。

そのほかに危険とされている場所は、ワイキキ西のオフィス街であるダウンタウンです。こちらも昼間は多くの人が行き来する街ですが、夜になるとひっそりとして危ない雰囲気と変わります。ハワイ旅行の際は、ワイキキを中心としたホノルル市内やダウンタウン、そのほかの犯罪発生地域への夜間の外出は控えるようにしましょう。

注意しておきたいハワイの犯罪、事件

治安を知る上では、現地でどんな犯罪が起きているかも理解しておかなければなりません。観光客を狙った犯罪で多いのが、ひったくりやスリ、置き引き、車上荒らしです。さらには性犯罪や、時には命に係わる重大な犯罪に巻き込まれてしまう恐れもあります。

そして、詐欺事件も発生しています。ハワイに潜む詐欺師は、あの手この手を使って観光客を騙そうと企んでいます。詐欺にあわないためには、はっきりと「No！」ということが大切。しっかりと断る勇気を持ちましょう。ハワイは多くの日本人が滞在しているとはいえ、十分に注意しなければならないのです。

ハワイでトラブルに巻き込まれた時の対処法

もしもハワイでトラブルにあってしまった場合に備え、即座に相談できる人を作っておきましょう。旅行の場合、旅行代理店のスタッフや現地の添乗員、ホテルのスタッフなど、いざというときに話が通じ、頼ることができる人を見つけておいてください。

そして、携帯電話などですぐに話ができるよう、事前に電話番号を登録するなどの備えをしておく必要があります。トラブルに巻き込まれたら、これらの人にすぐに連絡をとるようにしましょう。

また、外出先で身の危険を感じた際にはすぐに緊急連絡先の「911」に電話をしてください。アメリカでは日本の番号と異なるので注意してください。

以上、ハワイの治安についてご説明しました。旅行先では、事前に対策をしていれば避けられるトラブルもたくさんあります。重大な事件などに巻き込まれないためにも、必ず事前に準備をしておいてください。

作成日：2015/02/05