ハワイで船に乗ったときに船酔いしてしまったときの対処法
ハワイに行った際、クルージングを楽しもうと思っていたら、船酔いをしてそれどころではなくなってしまった……なんとことにはなりたくないですよね。
ハワイ旅行で船に乗ることがあるときは、船酔いをしてしまわないように注意したいところですが、なぜ人は船酔いをしてしまうのでしょうか?
今回は船酔いをしてしまう原因や、船酔いの対処法について紹介します。
船酔いをしてしまう原因とは
「船酔い」は、自分が乗っている船が揺れる状態が続くことで、体のバランスを保っている三半規管が刺激され、さらに自律神経に異常をきたすことで気持ち悪くなってしまう体の不調です。
自律神経が関係していることから、船酔いのしやすさは、その人の「その日の体調」に大きく左右されることが分かっています。一般的に睡眠不足、空腹や満腹などの状態で船に乗った人は、船酔いをしやすいと言われています。
また蒸気船の煙やガソリンの臭いといった、不快な臭いを嗅いだときも、船酔いが誘発しやすいとされます。
船酔いをしてしまったときの対処法
船酔いをしてしまったときは、以下のような対処をしてみましょう。
頭を振動させないようにする
なるべく三半規管を刺激しないようにし、船内に椅子があれば背もたれに頭をつけるようにして座りましょう。
本やスマートフォンを見ない
視覚情報と平衡感覚にずれが生じると船酔いをしやすくなるので、本やスマートフォンを見ているときに少しでも酔いを感じたらすぐに止めるようにしましょう。反対に、遠くの景色を眺めるようにすると、船酔いの症状が軽くなると言われています。
会話をして気を紛らわす
船酔いはその人の気持ちによるものが大きいとも言われています。
一緒に船に乗っている人と会話をして船酔いのことを忘れるようにすると、少しずつ症状が軽くなっていくことでしょう。
船に乗る前にできる対策
一度船酔いをしてしまうと、船の上で完全に治すのはなかなか難しいです。船に乗る前に、以下のような対策をとっておくようにしましょう。
体調を整える
上述した船酔いをしてしまう原因を参考に、睡眠不足や空腹状態などにならないよう、体調を整えておきましょう。また、体を締め付ける服装をしていると酔いやすいとされるため、ゆったりとした服装を意識しましょう。
船酔いを防ぐ食べ物を食べる
梅干しを食べると唾液が分泌され、その唾液によって三半規管のバランスが整うとされています。また、梅干しの酸味が胸のムカつきをやわらげてくれるため、船酔いに効果が期待できると言われます。
酔い止めの薬を飲む
船酔いをしてしまわないか心配な場合は、船に乗る前に酔い止めの薬を飲んでおきましょう。早いタイミングで酔い止めの薬を飲んでおけば、船酔いになってもその症状を最小限に抑えることができます。
ハワイ旅行に行くと、つい楽しくて睡眠時間が短くなってしまったり、食べ過ぎや飲み過ぎをしてしまったりしがちです。ハワイ旅行中に船に乗る予定がある場合は、くれぐれも体調管理には気を付けるようにしましょう。
作成日:2016/08/10