ハワイのトイレ事情
海外旅行では文化の違いに驚くことが多いですが、トイレもそのうちのひとつです。日本ではもはや当たり前となっているウォシュレットがついていなかったり、衛生面に不安があるケースが多々あります。それでは、日本人に人気である「ハワイ」のトイレ事情はどのようになっているのでしょうか。
ハワイのトイレ事情
日本ではコンビニで気軽にトイレを借りることができますが、ハワイのコンビニにはトイレがほとんど設置されていません。公園などのパブリックスペースではトイレが設置されているところもありますが、そういった場所では個室のドアがついていなかったり、ドアのサイズが小さく上下が大きく空いていることがあります。
またウォシュレットを備えたトイレは少ない上、下水管の太さが法律で決まっているので流したときにとても詰まりやくなっています。日本での環境に慣れており、それが当たり前だと思っていると不便に感じるかもしれませんが、利用する際はこれらを念頭においておきましょう。
ちなみにハワイにおける男女の表記は「Kane」が男性用で、「Wahine」が女性用ですので、間違えて入らないように気をつけてください。
ウォシュレット対策
トイレでウォシュレットがなければスッキリできないという人は、「携帯ウォシュレット」を持ち歩きましょう。乾電池を入れて作動する電動タイプや手動タイプが売られており、繰り返し利用できるので1つ所持しておくとあらゆる場面で使えます。値段は数千円から1万5千円程度が相場で、さほど高いものではありませんので旅行前に購入しておくことをおすすめします。
持ち運びに負担を感じる人は、ホテルのお手洗いを借りると良いでしょう。国際的に展開しているホテルなら、国内のトイレと同様の設備が備わっています。また、宿泊先を選ぶときも客室のトイレにウォシュレットがついているかどうかを確認しておくと安心です。特に同じホテルに連泊する予定の場合はホテル選びの重要なポイントになりますので、必ずチェックするようにしましょう。
きれいなトイレの場所
ハワイできれいなトイレを利用したいときは、街中のレストランや大型ショッピングセンターを探してください。観光客をターゲットにしていることもあり、ウォシュレットやお子様連れにうれしいベビーベッドをはじめとした設備が整っていることが多いようです。さらに清掃専門のスタッフが毎日きれいに掃除しているので、嫌な臭いはありませんし、清潔感もあります。
またショッピングセンターは夜遅くまで営業していることがほとんどですので、宿泊先にウォシュレットがない場合はそういった施設に立ち寄ってから帰るのも良いでしょう。ブランドショップやお土産ショップのウィンドウショッピングもできるため、一石二鳥だと言えます。
ハワイは日本のトイレとは仕様が異なる点もありますが、施設を選べばきれいなトイレを利用することが可能です。また、ほかの海外都市より日本人の観光客が多いため、トイレだけの利用を許可してくれるところも多いようです。上記のポイントをおさえて、快適なハワイ観光にしてください。
作成日:2016/02/05