ハワイに来たらホエールウォッチングをしよう!
さまざまな海洋生物が暮らすハワイの美しい海。その中でも高い人気を誇るのが大きな体で悠々と泳ぐクジラです。オプショナルツアーに参加すれば、時期によってはかなりの高確率で見られることも。
そこで今回は、ハワイで人気のホエールウォッチングについて、おすすめスポットや時期、料金の目安などを詳しく解説していきます。
ホエールウォッチングとは?
ホエールウォッチング(whale watching)というのは、その名の通りクジラを観察することです。日本では沖縄などの比較的水温が高い海で見ることができますが、世界的に有名なのはやはりハワイのホエールウォッチングになります。
船で沖まで出て間近でクジラを見るツアーも多く、ハワイの人気アクティビティのひとつとなっています。
特にマウイ島のマアラエア湾周辺は、クジラの保護区に指定されているため、ホエールウォッチングのシーズンには見晴らしの良い陸からも肉眼で泳ぐクジラの姿を確認することができます。
哺乳類の中で最も大きな動物と言われるクジラたちが尾びれを海面に打ちつけたり、回転したりする姿は圧巻の迫力。一度見たら忘れられない感動的な体験となるはずです。
ハワイで見ることができるクジラの種類
ハワイの海で見ることができるのは、「ザトウクジラ」と呼ばれる体長13~16メートル程もあるとても大きな種類です。オスよりもメスの方が大きいのがザトウクジラの特徴でもあります。
ほかのクジラと比べて長い胸びれを持っており、ホエールウォッチングでは体をひねって水面に叩きつける「ブリーチ」と呼ばれる行動や、潜水の際に大きな尾びれを持ち上げる「フルークアップ」、下げるときは「フルークダウン」と呼ばれる行動など、迫力満点のパフォーマンスを見ることができます。
ハワイでホエールウォッチングができる時期と場所
ハワイでは毎年12月~4月の冬季がホエールウォッチングのピークとなります。ザトウクジラはもともとアラスカ近海に生息していますが、冬場になると水温が下がってしまうため、冬でも暖かいハワイ近くの海に出産や子育てのために集まってくるのです。
特に、マウイ島はクジラの保護区に指定されているため、たくさんのザトウクジラが越冬するためにやってくると言われており、シーズン中は高確率でクジラに会えるスポットとなっています。
マウイ島以では、オアフ島のマカプウ岬、ダイヤモンドヘッド、タートルベイ、カウアイ島のキラウエア展望台、ハワイ島のコハラ・コーストなども、陸からクジラの観測ができるおすすめスポットです。
その年の気温や天候によってはザトウクジラが南下する時期がずれることもあるため、ホエールウォッチングのツアーに参加する場合は、事前に確認をしておくようにしましょう。
ホエールウォッチングの料金の目安
では、実際にホエールウォッチングに参加する場合、どのくらいの費用が必要なのでしょうか。
例えば、船で沖まで出て間近でクジラを観察する「ホエールウォッチングクルーズ」の場合、大人1名の料金はおよそ40~80ドルが目安です。ほとんどの場合、送迎とビュッフェスタイルの昼食が付きます。
ツアー会社によっても異なりますが、およそ2~3時間のツアーで、さらに50~70ドル程プラスするとシュノーケリングなどを付けられるツアーもあります。
ツアーの詳細はこちら
https://www.hawaii-reserve.com/optionaltour/option/course/72/
こちらはドルフィンウォッチングですが、12月から4月までの間ならクジラと高確率で会うこともできます!
青く広い海で泳ぐ大きなクジラの姿は、一度見たら忘れることができない感動体験になるはずです。ハワイ旅行の際には、ぜひホエールウォッチングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
作成日:2017/07/31